【昇段レポート No.4】坂井 風天（中学1年）

極真会館浜井派 石川県支部 朝霧台道場

坂井 風天（さかい ふうま）

僕が、空手を始めたのは年長の秋で、きっかけは、何となく習い事をしてみたい、強い人になりたいと思ったからです。最初は、楽しくやれていたけど、やっていくにつれて稽古がきつくて嫌になった時がありました。けど、先生みたいなかっこいい黒帯の人になりたいと思い空手を続けていました。

僕が変わるきっかけとなったのは、初級の試合で初めて準優勝をした時です。その時は、三位はとったことはあるけど、準優勝のときは、優勝と準優勝ってこんなに違うんだという思い、次は絶対に勝ちたいという思いが強くなりました。そこから自分があまりやりたくないと思っていた家での練習をやり始め、空手の取り組み方が変わりました。

だけど練習を重ねいざ上級の試合に出てみると1回戦2回戦負けが続き、初級の時できていた入賞も上級になってからできなくなりました。もう自分はダメなのかと思う日々が続いたけど、お父さんお母さんがいつも練習してくれたり、日頃指導してくれる先生が自分が少しでも強くなれるよう支えてくれたので上級でも少しずつ入賞できるようになりました。

そして小学6年生最後の試合で初めて上級で優勝することができ、グランドチャンピオン決定戦で準優勝することができました。そして黒帯の審査を受けてもよいと言われた時はやっと黒帯になれるチャンスが来たと思い、とても嬉しかったです。

十人組手は、きついと承知の上で臨んだけど一人目が終わってからこれをあと九回もやると思うと気が遠くなりました。けど今まで一緒に練習してきた仲間そして、道場にいる皆が応援してくれたから最後まで諦めず十人組手をやり切ることができました。

今の僕の目標は、JKJOで優勝することです。その目標を達成できるまで決して諦めず、日頃支えてくれている人に感謝し、限界を超えて頑張っていきたいです。